U-GJSセミナー「日本語で書かれる美術史~海外出身の研究者が執筆経験を語る~」を開催しました
2025年6月21日(土)上廣国際日本学研究部門セミナー「日本語で書かれる美術史~海外出身の研究者が執筆経験を語る~」を開催しました。
まず、本部門のザヘラ・モハッラミプール特任助教が著書の執筆の流れや書く際に意識していたこと等を話した後に、東洋英和女学院大学准教授のマグダレナ・コウオジェイ氏(日本と東アジアの近代美術史)、帝京大学外国語学部国際日本学科講師の岡葉子氏(日本語教育)、総合研究大学院大学国際日本研究コース博士後期課程の張景怡氏(近代日中美術交渉史)がそれぞれの専門を踏まえたコメントを述べました。
対面・オンライン合わせて40名以上の参加があり、ディスカッションでは、研究調査における多言語の使用、博士論文から単著出版までの流れ、日本語で執筆する際の受動態の使用、執筆言語を選択することの問題など、様々な点について活発な議論が行われました。


